福井県立大学が生物資源学部の定員を10人増 25年度入試の要項発表

AI要約

福井県立大学は2025年度の入学者選抜要項を発表。恐竜学部を除いた4学部8学科で計440人を募集し、生物資源学部の定員を前年度に比べ各5人増やす。

生物資源学部では自己推薦書などで選考する「総合型選抜」を導入し、地域枠や県外者も受け入れる。特別選抜は帰国生徒や社会人も対象に。

来年度入学者選抜で予定される経済学部の定員削減や新設の文系学部「地域政策学部(仮称)」の説明も含まれる。

福井県立大学が生物資源学部の定員を10人増 25年度入試の要項発表

 福井県立大学は2025年度の入学者選抜要項を発表した。25年度開設予定の恐竜学部(仮称、定員30人)を除く4学部8学科で計440人を募集し、生物資源学部2学科の定員を前年度に比べ各5人、計10人増やす。恐竜学部の選抜要項は今秋に発表する予定。

 生物資源学部の定員は、生物資源学科が前年度の45人から50人に、創造農学科が25人から30人になる。生物資源学科は自己推薦書などで選考する「総合型選抜」を前年度の3人から8人に増やし、このうち受験生本人か保護者が県内在住の「地域枠」を3人とし、残る5人は県外者も対象とする。

 帰国生徒や社会人が対象の特別選抜は全学科で若干名募集する。

 要項は福井県立大のホームページで確認できる。26年度入学者選抜で予定する経済学部の定員削減と、文系の新学部「地域政策学部(仮称)」設置も説明している。