軽装にもかかわらず、14時間あまりの富士登山… 体調不良を訴えた外国人の子どもを警察が救助=静岡県警

AI要約

静岡県警によると、富士山で体調不良を訴えたアメリカの子ども2人がミャンマー人登山者によって救助されました。

母子は登山中に帰り道を誤ってしまい、14時間後に6合目で疲れた様子を見せました。

親子は軽装で登山を行い、入山登録もせずに登山をしていたことが判明しました。

軽装にもかかわらず、14時間あまりの富士登山… 体調不良を訴えた外国人の子どもを警察が救助=静岡県警

静岡県警によりますと、8月11日午後10時20分ごろ、富士山須走口の6合目から5合目に向かう下山道で、体調を崩していたアメリカ国籍の子ども2人(12歳と8歳)を、通りがかったミャンマー国籍の登山者が見つけ、警察に通報しました。

2人は11日午前8時ごろ、43歳の母親と富士吉田口から登り始め、山頂には夕方6時ごろに到着しました。

ところが、帰り道を誤って、須走口の方へ向かってしまい、登山を始めてからおよそ14時間後の午後10時20分ごろ、疲れにより、吐き気などの体調不良を訴えたということです。

親子はアメリカから観光で日本へ来ていて、履物はスニーカーといった軽装で、また、入山登録もしていなかったとみられています。

2人は12日の午前2時ごろ、静岡県警御殿場警察署の山岳遭難救助隊員などに救助されました。