宮崎県震度6弱、8人けが 1人は意識不明 鵜戸神宮や高千穂峡被害

AI要約

宮崎県内で発生した震度6弱の地震による被害の状況が明らかになった。けが人8人が出るなど、住宅や観光名所にも被害が及んでいる。

日南市では鵜戸神宮でも被害が発生し、参道のひび割れや灯籠の倒壊が報告されている。

気象庁が南海トラフ地震臨時情報を発表したことに対し、河野知事は地震への備えを呼びかけつつも、日常生活を続けるように促している。

宮崎県震度6弱、8人けが 1人は意識不明 鵜戸神宮や高千穂峡被害

 日南市で震度6弱を観測するなど宮崎県内を襲った地震から一夜明けた9日、各地で被害の確認が進んだ。県のまとめでは、避難中に転倒した日向市の50代男性が意識不明で搬送されるなど、けが人は計8人に。住宅の半壊、一部破損が相次ぎ、日南市の鵜戸神宮では参道のひび割れや灯籠の倒壊が発生するなど観光名所にも被害が及んだ。地震を受け、気象庁が初めて発表した南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」に対し、河野知事は「地震への備えを再点検した上で、日常生活を続けてほしい」と呼びかけた。