市が8月31日にNYの夏祭り参加【山口】

AI要約

山口市は、8月31日にニューヨーク市で開催される「ジャパンビレッジ夏祭り」に参加し、市の魅力をアピールする。

同イベントは日本食と文化を発信するジャパンビレッジで開催され、過去には岩手県盛岡市も参加した。

山口市は「Visit Yamaguchi Campaign」を通じて観光ツアーやイベントをPRし、インバウンドの増加を図る。

 山口市は、8月31日に米ニューヨーク市で開かれる日本文化を紹介するイベント「ジャパンビレッジ夏祭り」に参加する。職員は派遣せず、現地企業に運営を委託するが、ニューヨーク・タイムズ紙の特集「今年行くべき52カ所」に選ばれた市の魅力を現地でさらにアピールする。

 同イベントは、ブルックリンにある日本食と日本文化発信の複合施設ジャパンビレッジで2021年度から始まった。昨年は同特集に選ばれた岩手県盛岡市が参加し、5000人が来場したという。

 山口市は、「Visit Yamaguchi Campaign」と題して、ニューヨーク-山口往復航空券と湯田温泉宿泊券が当たるイベントを開催する。市PRブースでは観光パンフレットやチラシ、ノベルティグッズを配布。旅行代理店が手掛けた山口観光ツアーも紹介する。総事業費は70万円。

 伊藤和貴市長は、盛岡市の事例に触れ、米有力紙の報道によるインバウンド(訪日外国人旅行者)の増加には1年程度かかるとの考えを示し「5月のジャパンパレードに続き、現地でPRし、米有力紙で取り上げられた効果を持続させる」と意気込みを見せた。