飲酒して車内で1時間仮眠後、運転して別の店へ行き帰宅途中に居眠り…酒気帯び運転の20代職員を停職2カ月 曽於市

AI要約

鹿児島県曽於市の市長部局の20代男性主事が酒気帯び運転で摘発され、処分を受けた

主事は飲酒後に運転し、居眠りしているところを119番通報で発覚

市長は管理監督が不十分だったとして、処分を下し、再発防止と信頼回復に取り組むとコメント

飲酒して車内で1時間仮眠後、運転して別の店へ行き帰宅途中に居眠り…酒気帯び運転の20代職員を停職2カ月 曽於市

 鹿児島県曽於市は25日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発され、90日の免許停止処分を受けた市長部局の20代男性主事を地方公務員法違反(信用失墜行為の禁止など)で停職2カ月の懲戒処分にした。

 市によると、主事は昨年11月14日午後11時ごろから15日午前5時ごろの間、都城市の複数の飲食店でハイボール6杯程度、ワイン2杯、日本酒2杯を飲んだ。自家用車内で約1時間仮眠した後、運転して別の飲食店で食事をし、曽於市の自宅に向かった。市内の国道交差点で、青信号になっても発進しないのを後続の車の運転手が不審に思い、居眠りしている主事を発見。119番して発覚した。

 市は25日、管理監督が不十分だったとして、総務課長と直属の課長を口頭訓告処分にした。五位塚剛市長は「誠に遺憾。市民の信頼を大きく損ねたことに深くおわびし、再発防止と信頼回復に取り組む」とコメントした。