美浦の直売所改装 カフェ新設、村内情報発信 茨城
茨城県美浦村宮地にある地域産品直売所「みほーすふぁーむ」がリニューアルオープン。飲食スペースのカフェや村内情報コーナーも新設。記念セレモニーも開催された。
直売所では地元産の野菜や加工品、土産品が販売されるほか、カフェでは食事やスイーツも提供予定。地域の魅力やJRA美浦トレーニング・センター関連の情報も発信する予定。
運営会社のJA水郷つくばの撤退を受け、新しい指定管理者がリニューアルに700万円を投じ。人気アニメ「ウマ娘」の声優を特別ゲストに迎え、記念セレモニーが行われた。
茨城県美浦村宮地の「みほふれ愛プラザ」内にある地域産品直売所が愛称「みほーすふぁーむ」として新たなスタートを切った。飲食ができるカフェや村内情報を発信するコーナーを新設してリニューアル。14日に記念セレモニーが行われた。
直売所は広さ約500平方メートル。地元で取れた旬の野菜や果物、米、加工品のほか土産品も充実。新設したカフェでは食事やスイーツを提供していく計画だ。
愛称は村のマスコットキャラクター名「みほーす」から取った。村内には日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニング・センターがある。新しくなった直売所ではJRAの公式グッズも販売するほか、美浦ゆかりの競走馬の資料を展示するなど、村内情報を発信する役割を担う。
直売所はこれまでJA水郷つくばが運営してきたが、2023年度で撤退。これを受け、本年度の指定管理者に選ばれた「プロジェクト茨城」が約700万円をかけてリニューアルした。同社は映像制作支援や公共施設の管理を手がける。
記念セレモニーには特別ゲストとして、人気アニメ「ウマ娘」の声優、沖野晃司さん、田所あずささんが参加。阿見吹奏楽団の演奏が会場を盛り上げた。
プロジェクト茨城の金沢大介代表(53)は「美浦村は今、観光に力を入れている。多くの方に直売所に来てもらい、楽しめる場所にしていきたい」と抱負を述べた。
