「困惑している」青森市の西市長が苦言 統合新病院の候補地について県は“県営スケート場一帯”と提案

AI要約

青森県立中央病院と青森市民病院の統合新病院の候補地について、県から提案された県営スケート場一帯について青森市の市長が困惑の意思を表明。

市長は青い森セントラルパークを第1候補地とする考えを示し、鉄道駅の近くに医療機関がある必要性を強調。

県は8月中に候補地を決定する目標を掲げているが、議論がまとまるか不透明な状況。

「困惑している」青森市の西市長が苦言 統合新病院の候補地について県は“県営スケート場一帯”と提案

青森県立中央病院と青森市民病院の統合新病院の候補地について県が市に対し、「県営スケート場一帯」を提案したことを受けて、西秀記市長は19日、青森テレビの取材に「青い森セントラルパークが第1候補と思っており、困惑している」と苦言を呈しました。

※青森市 西秀記 市長

「あの案については、まだまだ実は水面下で調整が必要な不完全なものであったと私は認識しているのですが、ああいう形で出てしまい、少々、困惑しているのは事実。

公共交通網、特に鉄道駅の近くに病院、医療機関とか、そういうものがあるのが必須になってくると思いますので、私は鉄道駅の近くという意識が強い状況でありますので、例えばですが、セントラルパークは第1候補だと今でも思っています」

統合新病院の候補地について県は7月10日に青森市へ「県営スケート場一帯」を提案しました。これに対し、青森市の西市長は「青い森セントラルパークが第1候補」という考えを示した上で県の提案には「さらに議論が必要であり、困惑している」と苦言を呈しました。

このため県は、整備場所について8月中に決定することを目指していますが、議論がまとまるかは不透明な情勢です。