ネットに潜むサイバー犯罪 福岡県警で捜査能力高める競技会

AI要約

福岡県警で開かれたサイバーセキュリティ競技会には約130人の警察官が参加し、サイバー犯罪に対する捜査能力を高める取り組みが行われた。

チームごとに捜査に関する問題に取り組み、スピードや技術力を競う中、サイバー犯罪の検挙数が増加傾向にあることが指摘された。

福岡県警は日々進化するインターネットに対応するために、競技会を通じて対応能力を高めていくとしている。

ネットに潜むサイバー犯罪 福岡県警で捜査能力高める競技会

近年、増え続けるサイバー犯罪に対応しようと、福岡県警で、18日、捜査技術を競う大会が開かれました。

福岡県警本部で開かれた「サイバーセキュリティ競技会」には、本部の各部署と警察署から約130人の警察官が参加しました。

深刻な脅威となっているサイバー犯罪に対する捜査能力を高めようと、捜査に関する問題20問に各チーム3人一組で取り組み、力を合わせてスピードや技術力などを競いました。

福岡県警サイバー犯罪対策課・的野史孝次席は、「日々インターネットは進化しているので競技会を通じて対応能力を高めていきたい」と、話しています。

福岡県警によりますと、2023年度のサイバー犯罪の検挙数は513件と増加傾向にあるものの、近年、暗号資産を悪用した犯罪が多くなってきていて、対応が課題であるとしています。