天の川くっきり! 沖縄・嘉弥真島で七夕星まつり 満天の星空を元天文台所長が案内

AI要約

美ら花グループ主催の「第7回無人島カヤマ島七夕星まつり」が竹富町の嘉弥真島で開催され、80人が参加。天の川を楽しむツアーや星空観察が行われた。

参加者は海水浴やバーベキューを楽しみ、星開きでは歌やダンスで盛り上がった。星空ガイドも行われた。

西表石垣島国立公園の星空保護区認定の成果で、島の明かりが抑えられ、星が鮮明に観察できた。

天の川くっきり! 沖縄・嘉弥真島で七夕星まつり 満天の星空を元天文台所長が案内

 【嘉弥真島=竹富】沖縄県石垣市の美ら花グループが主催する「第7回無人島カヤマ島七夕星まつり」が7日から1泊2日の日程で、竹富町の嘉弥真島で開かれた。県内外から80人が参加。南から北の空へ流れる「天の川」を堪能した。

 1泊3食付き、1人2万9千円のツアー。石垣港から小浜島経由で7日午前に嘉弥真島に到着、海水浴やバーベキューを楽しんだ。

 日が暮れると「星開き」を宣言。歌やダンスで盛り上げ、満天の星空を観察した。元石垣島天文台所長の宮地竹史さんが星空ガイドを務めた。

 天の川は、対岸の小浜島の上空から延び、宮地さんは「2018年に西表石垣島国立公園が国内初の星空保護区認定(ダークスカイ・インターナショナル)を受け、竹富町が街灯を変更するなど工夫した成果で、島の明かりが抑えられ、星が鮮明だった」と喜んだ。(政経部・福元大輔)