主人公に山時聡真さん、中島瑠菜さん選ぶ 岡山・倉敷舞台の映画「蔵のある街」

AI要約

2025年7月の公開を目指す映画「蔵のある街」の主人公は、美観地区の鶴形山から花火を打ち上げようと奮闘する高校生たち。主人公たちの活躍を通じて友情や成長が描かれる。

主人公たちの役を演じる若手俳優は、山時聡真さんと中島瑠菜さん。彼らは東京のオーディションで選出され、それぞれに実績を持つ才能ある俳優だ。

倉敷市出身の映画監督平松恵美子さんが監督・脚本を担当し、撮影は倉敷市内で行われる。俳優のMEGUMIさんやフィギュアスケートの元世界王者・高橋大輔さんも出演する予定だ。

主人公に山時聡真さん、中島瑠菜さん選ぶ 岡山・倉敷舞台の映画「蔵のある街」

 2025年7月の公開を目指し、岡山県倉敷市を舞台に製作される映画「蔵のある街」の実行委員会は17日、高校生役の主人公2人に若手俳優の山時(さんとき)聡真さん(19)と中島瑠菜さん(17)を選んだと発表した。

 映画は、ヤングケアラーの友達を元気づけるため、美観地区の鶴形山から花火を打ち上げようと奔走する高校生たちの姿を描く。山時さんは、花火を企画する男子高校生・蒼、中島さんは自閉症の兄を世話する同級生・紅子を演じる。

 山時さんは、スタジオジブリの映画「君たちはどう生きるか」で主人公の少年の声を担当。中島さんは6月に公開された映画「九十歳。何がめでたい」に出演した経歴を持つ。2人は、東京で行われたオーディションで選出された。

 作品は倉敷市出身の映画監督平松恵美子さん(57)が監督・脚本を担当する。蒼の相談相手となる地元美術館の学芸員役にフィギュアスケートの元世界王者・高橋大輔さん、紅子の母親役に俳優のMEGUMIさんを起用。撮影は22日から約3週間、市内で行われる。