岡山県営住宅(倉敷市)3階からコンクリ片落下 けが人なし、経年劣化か

AI要約

岡山県倉敷市の県営住宅中洲団地でコンクリート片が落下する事故が発生。けが人はなく、経年劣化が原因とみられる。

落下したコンクリート片の特徴や作業計画、過去の同様の事故の経緯について報告。

団地の築年数や点検歴、改修状況などについて詳細な情報が提供されている。

岡山県営住宅(倉敷市)3階からコンクリ片落下 けが人なし、経年劣化か

 岡山県は16日、倉敷市安江の県営住宅中洲団地7号棟(鉄筋コンクリート5階、30戸)で、高さ約9メートルの3階ベランダ軒裏からコンクリート片が落下したと発表した。けが人はなかった。経年劣化が原因とみられる。

 コンクリート片は長辺17センチ、短辺10センチ、厚さ1・5センチ程度で、重さ約355グラム。12日午前、住民から通報があった。県は落下場所付近を立ち入り禁止にし、18日から落下の危険性がある周辺のコンクリートをたたき落とす作業を進める。

 7号棟は1978年度築で、2009年度に外壁を改修していた。県によると、中洲団地(全8棟、計230戸)では昨年8月にも3号棟の外壁塗膜が剥がれて落下。その際、全棟を対象に目視による外壁の点検を行ったが、異常は見つからなかったという。