倉敷市を「警戒区域」へ…暴力団から意見を聴く場を設けるも関係者は出席せず 岡山

AI要約

2024年4月、岡山県倉敷市の住宅に手りゅう弾が投げ込まれた事件について。警察は暴力団の抗争とみて警戒区域を拡大するため、関係者の意見聴取を行ったが出席者はいなかった。

事件は六代目山口組と池田組の抗争とされ、警戒区域では組員の集会や事務所への立ち入りが禁止されている。

池田組の意見聴取が18日に予定されている。

倉敷市を「警戒区域」へ…暴力団から意見を聴く場を設けるも関係者は出席せず 岡山

 2024年4月、岡山県倉敷市の住宅に手りゅう弾が投げ込まれた事件についてです。警察は2つの暴力団の抗争とみて、活動を制限する「警戒区域」に倉敷市を追加するため16日、暴力団から意見を聴く場を設けましたが、関係者は出席しませんでした。

 この事件は、2024年4月、倉敷市玉島上成の住宅の駐車場に手りゅう弾を投げ込んで爆発させ、住宅などを壊したとして、六代目山口組傘下の組織の会長が逮捕・起訴されたものです。

 岡山県警はこの事件を、特定抗争指定暴力団の六代目山口組と池田組の抗争とみています。

 岡山県公安委員会は、2つの組織の活動を制限する「警戒区域」に倉敷市を追加するため16日は、六代目山口組から意見を聴く場を設けましたが、関係者は出席しませんでした。

 「警戒区域」では組員が5人以上集まったり事務所に立ち入ったりすることが禁じられます。六代目山口組と池田組ついては、すでに岡山市が「警戒区域」となっています。

 18日は池田組の意見聴取が行われる予定です。