土砂崩れ4日目 松山市は復旧作業など急ぐ 「緊急安全確保」は一部残し解除【愛媛】

AI要約

土砂崩れで発生した被災者支援や復旧作業が進められている。

避難者28世帯44人が公民館で避難中で水道不通のマンションもあり、避難所を長期間継続する可能性がある。

市は罹災証明書の受付を始め、復旧工事や原因究明のための調査が進められている。

土砂崩れ4日目 松山市は復旧作業など急ぐ 「緊急安全確保」は一部残し解除【愛媛】

土砂崩れの発生4日目。松山市には、被災者の生活支援や復旧作業を進めることが求められています。

15日午後4時現在、28世帯44人が近くの公民館に避難しています。

市では、一部のマンションで水道が使えなくなっているため、避難所の開設を長期間継続する可能性があるとしています。

また16日午前8時半から、市役所や市内22の全ての支所で、罹災証明書の申請の受付を始めるということです。

一方で、市は14日から周辺道路の土砂の撤去を開始。

こちらは早ければ16日に、住宅に流れ込んだ土砂は10日から2週間程度で取り除きたいとしています。

崩れた斜面の復旧工事は県を中心に進める方針ですが、いつ始められるか見通しは立っていません。

なお土砂災害の原因については、15日に愛媛大学の教授らが現地調査をしていて、市は近く、県と連携して調査委員会を立ち上げる方針です。

また松山市は、清水地区の「緊急安全確保」を、15日の午後5時30分に緑町一丁目の一部を残して解除したと発表しました。

あわせて市内36ヵ所の避難所を閉鎖しましたが、清水公民館、番町公民館、東雲公民館は引き続き避難所となっています。