松山の土砂崩れ現場で2人発見 容体不明、住宅の家族か

AI要約

愛媛県松山市で一家3人が土砂崩れで行方不明になり、中村時広知事が2人の発見を明らかにした。

被災者は90代男性と80代女性の夫婦と40代男性の息子で、木造住宅で暮らしていたとみられる。

現場は松山城がある山の斜面で、幅50メートル、高さ100メートルにわたる土砂が流れ込んでいた。

 松山市で一家3人が行方不明となった土砂崩れで、愛媛県の中村時広知事は13日、現場の捜索で2人が見つかったと明らかにした。容体は不明。現場を訪れ、記者団の取材に答えた。

 3人は90代男性と80代女性の夫婦と、その息子の40代男性で、土砂によって倒壊した木造住宅に住んでいたとみられる。現場では断続的な雨が降り、水分を含んだ大量の土砂が堆積。捜索は12日から夜を徹して行われた。

 現場は国の重要文化財・松山城がある山の斜面の下で、幅約50メートル、高さ約100メートルにわたって崩れた土砂が住宅やマンションに流れ込んだ。