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イカ、タコ? 奄美大島の海岸に謎の生き物漂着
鹿児島県奄美大島の瀬戸内町小名瀬に住む田中環さん(72)、千代乃さん(71)夫妻は不思議な生き物を発見。専門家によると、ムラサキダコの可能性が高いという。
前川水産を通して専門家に相談し、足の間の被膜が特徴であると説明を受けた。これで環さんも納得した。
南海日日新聞社へ写真を送った際、編集局でもイカかタコかで意見が分かれたが、最終的には専門家の見解で結論が出た。
![イカ、タコ? 奄美大島の海岸に謎の生き物漂着](/img/article/20240714/66934f6aa8052.jpg)
鹿児島県奄美大島の瀬戸内町小名瀬に住む田中環さん(72)、千代乃さん(71)夫妻は12日朝、自宅近くの海岸で体長35センチほどの不思議な生き物を発見した。「イカでもないし、タコにしては変」。興味をそそられ、南海日日新聞社へ写真を送った。
「タコ?」「イカだよ」。編集局でも意見が分かれた。これまで多くの新魚種発見に寄与してきた前川水産(鹿児島県奄美市名瀬)の前川隆則代表を通して専門家に尋ねたところ、「ムラサキダコの可能性が高い」。
足の間の被膜が特徴で、海面近くを漂う姿をよく目撃されるという。環さんは「足と膜が一体化していて数えにくかった。これで謎が解けました」と納得。〝イカ派〟の社員は最後まで「本当かなあ」と納得イカない様子だった。