福岡市動物園の雌ライオン「ネネ」が21歳で天国へ…穏やかな性格で人気者、15日まで献花台

AI要約

福岡市動物園の雌ライオン「ネネ」が21歳で亡くなった。ライオン舎前に献花台を設置。

ネネは2003年に生まれ、06年に福岡市動物園にやってきた。穏やかな性格で人気者だった。

ネネは高齢で体力低下が見られ、その後寝たままとなり9日朝に死亡。

 福岡市動物園は、雌ライオンの「ネネ」(21歳)が9日に死んだと発表した。15日までライオン舎前に献花台を設けている。

 同園によると、ネネは2003年5月6日に九州自然動物公園・アフリカンサファリ(大分県宇佐市)で生まれ、06年6月に市動物園に来園した。穏やかな性格で園の人気者だったという。

 ライオンとしては高齢で、6月初旬から食欲が落ち、足元がふらつくなど体力の低下がみられた。同月25日から通常展示を中止したが、その後は寝たままとなり、今月9日朝に寝室内で死んでいるのを担当の飼育員が見つけた。

 同園のライオンは雄のチャチャ丸(11歳)1頭となった。同園は「安らかに眠ってほしい」としている。