静岡市の小学校給食にプラスチック片 けが人なし

AI要約

静岡市教育委員会は安倍口小学校で給食中にプラスチック片が混入し、児童が異物感を覚える事態が発生した。

混入原因の調査と安全確認を行い、16日以降の給食提供を再開する方針。

プラスチックの混入は他の学校で確認されず、安全性を確保するための対応を徹底する。

静岡市の小学校給食にプラスチック片 けが人なし

 静岡市教委は12日、同市葵区の安倍口小で同日提供された給食のラタトゥイユの中に大きさ約5ミリ、厚さ約3ミリのプラスチック片が混入していたと発表した。1年の児童が異物感を覚え吐き出したところ、プラスチック片を発見したという。児童にけがはなかった。

 市教委によると、ラタトゥイユは同区の門屋学校給食センターで調理したもので、市立小学校9校約2千人に提供されたが、ほかに異物混入は確認されなかった。市教委は給食センターで混入原因を調査するとともに、教室などでもプラスチック製品の破損がないか調べている。調理器具の点検を行い、安全を確認した上で16日以降の給食を提供するとしている。