小学校の給食にプラスチック片 混入経路や破片の特定進める 静岡市教育委員会

AI要約

静岡市の小学校で給食のラタトゥイユにプラスチックの破片が混入していたが、児童にケガはなく、給食センターや学校が混入経路や破片の特定を進めている。

混入したプラスチック片は口に入れた児童に異物感を与え、報告されたが他の児童には混入していない。給食センターでの調理と他校への提供も確認する中、原因は不明。

安倍口小学校では児童の健康観察を行いつつ、プラスチック製品の破損や給食センターでの調理器具の点検を徹底し、安全を確保しつつ給食の提供を継続予定。

小学校の給食にプラスチック片 混入経路や破片の特定進める 静岡市教育委員会

静岡市の小学校で給食のラタトゥイユにプラスチックの破片が混入していたことがわかりました。口に入れた児童にケガはなく給食センターや学校が混入経路や破片の特定を進めています。

静岡市教育委員会学校給食課によりますと、12日市立安倍口小学校の給食で1年生がラタトゥイユを食べていたところ、異物感を感じて異物を吐き出し担任に報告しました。

混入していたのは大きさ約5ミリ、厚さ約3ミリの半透明のプラスチック片で、児童にケガはなく、別の児童の給食への混入も確認されていないということです。

給食は門屋学校給食センターで調理されたもので、市内の他の小中学校8校にも同じメニューが提供されましたが混入の報告はないということです。

12日午後、給食センターのスタッフが調理器具や具材を調査したものの異物の原因となるものは確認できていないということです。

学校も引き続き安倍口小学校の児童の健康観察を行うとともに、校内にプラスチック製品の破損がないか確認しています。

また給食センターは調理器具の点検を行い、安全を確認したうえで細心の注意を払いながら16日以降も給食の提供を行う予定です。