広島市の中学教員が不適切指導 テストの成績を他の生徒に伝える 校長ら謝罪

AI要約

広島市内の市立中で、担任教諭が生徒1人のテストの成績を他の生徒に伝えた件について、校長や教諭が謝罪した。

教諭は学級の班長の生徒集まりで成績を伝えており、他の生徒についても勉強の得意不得意を話したという。

教委は保護者からの連絡で事態を把握し、今後も不適切な発言がないよう指導することを明らかにした。

広島市の中学教員が不適切指導 テストの成績を他の生徒に伝える 校長ら謝罪

 広島市内の市立中で、担任教諭が生徒1人のテストの成績を同じクラスの他の複数の生徒に伝えていたことが12日、分かった。校長や教諭が生徒、保護者に謝罪した。

 市教委によると、教諭は8日、担任する学級の班長の生徒9人が集まる場で、別の生徒1人の定期テストの成績を教えた。他の生徒についても、勉強が得意、不得意といった内容を伝えた。班長同士で班の編成を話し合う際、互いに学び合えるようなグループ分けをしてほしいとの思いだったという趣旨の話をしているという。

 市教委は保護者からの連絡で把握した。指導第二課は「不適切な発言がないよう引き続き指導する」としている。