野木町長選 元栃木県職員の伏木徹氏が立候補を表明 「自立して存続できる町に」

AI要約

元県職員の伏木徹氏が野木町長選挙に立候補を表明しました。

伏木氏は野木町生まれで、町の存続と産業振興、子育て支援に重点を置いています。

現職や町議員との違いをアピールしながら、行政の知識と経験を生かす姿勢を示しています。

 任期満了に伴い8月4日に投開票が行われる野木町長選挙で、元県職員の伏木徹氏が7月12日に小山市で会見し、立候補を表明しました。

 伏木徹氏は野木町生まれの55歳で、東京都立大学大学院理学研究科修士課程を修了したのち、1996年から県の職員になりました。県産業技術センターの主任研究員を務めていましたが2023年の12月ごろに出馬を決め、2024年3月に県庁を退職したということです。

 伏木氏は「小山市や古河市との合併が話題になることがあるが、野木町らしさを残しながら自立して存続できる野木町を」と述べ、産業の振興による移住・定住の促進や小学生の給食費・教材費の無償化といった子育て支援に注力するとしています。

 また自身の強みとして、長年、県の職員を務めたことから、行政の知識と経験をアピールしました。

 すでに立候補を明らかにしている3人については、「現職や町議会議員であり、このままでは町政が変わらない」としています。

 野木町長選挙を巡っては現職の真瀬宏子氏78歳、元町議会議長の黒川広氏74歳、町議会議員の舘野崇泰氏49歳が立候補を表明しています。

 野木町長選挙は7月30日に告示され、8月4日に投開票が行われます。