山形・小国町の飯豊連峰で千葉県の70歳男性が登山道から300メートル滑落 心肺停止
12日午前、小国町の飯豊連峰で、70歳の男性が登山中に300メートル斜面を滑落し心肺停止の状態で救助された。
男性は知人と登山中で、飯豊山山頂を目指していた。
救助は県の消防防災ヘリによって行われ、公立置賜総合病院に搬送された。
12日午前、小国町の飯豊連峰で、千葉県の70歳の男性が登山道からおよそ300メートル斜面を滑落しました。男性はその後、山形県の消防防災ヘリで救助されましたが心肺停止の状態で病院に搬送されました。
警察や消防によりますと、12日午前10時25分ごろ、小国町小玉川の山中で千葉県の70歳の男性会社員が登山道からおよそ300メートル斜面を滑落しました。男性は、滑落から3時間20分後の午後1時50分ごろ、県の消防防災ヘリ「もがみ」によって救助されましたが、心肺停止の状態で、その後、公立置賜総合病院に搬送されました。
現場は、飯豊連峰にある山小屋の「梅花皮小屋」から南東に1.7キロほど離れた尾根沿いの登山道でした。滑落した男性は知人たちと3人で11日から飯豊連峰に入り登山をしていて、12日は飯豊山山頂を目指して登っていたということです。