熱中症搬送者が前年比100人増、半数は高齢者…福岡市消防局「室内でもエアコンの適切使用を」

AI要約

福岡市消防局によると、5月から7月9日までの熱中症による搬送者が前年比100人増の233人に上り、半数が高齢者であることが明らかになった。

7月1から9日だけで164人が搬送され、エアコンの適切な使用や水分補給が重要であると市消防局は呼びかけている。

死者はいないものの、高齢者を中心に熱中症に注意が必要であるということが強調されている。

 福岡市消防局は10日、5月から7月9日までの熱中症(疑いを含む)による搬送者が、前年同期比100人増の計233人に上ったことを明らかにした。死者はいないが、半数ほどが高齢者(117人)で、同局は注意を呼びかけている。

 市消防局救急課のまとめでは、7月1~9日だけで、6月(42人)の約4倍にあたる164人を搬送した。同課の担当者は、「不要不急の外出は避け、室内でもエアコンを適切に使用し、水分補給をしてほしい」としている。