輪島朝市やっと地元に 商業施設で毎日営業

AI要約

輪島市で開催された朝市が地震復旧を目指して初めて行われ、多くの地元客や工事関係者で賑わった。

35店舗が輪島の特産品を販売し、地震以来初めて再会する店主と客もいた。

営業時間は午前9時から午後7時で、定休日はなく、当面の期間、続けられる予定。

輪島朝市やっと地元に 商業施設で毎日営業

 能登半島地震による大規模火災で開けなくなっている輪島朝市が10日、輪島市宅田町の商業施設「パワーシティ輪島ワイプラザ」で開催された。同市での出張朝市は初めてで、施設の営業日に合わせて毎日開催する。初日から大勢の地元客や復旧工事関係者らが訪れ、輪島の特産品の買い物や商店主との会話を楽しんだ。

 会場には朝市のイメージカラーであるオレンジ色のテントとのぼりが立ち、35店舗が野菜や海産物、輪島塗などを並べた。地震以来、初めて顔を合わせる店主と客もおり、近況を報告したり、握手したりして再会を喜ぶ姿もみられた。営業開始に先立ち、坂口茂市長や冨水長毅(とみずながたけ)組合長らがあいさつした。

 営業時間は原則、午前9時~午後7時で、定休日はない。当面の期間、営業を続ける。