福岡市の市税収入が過去最高3700億円に 地価上昇や住宅新築など貢献 高島市長「生活の質向上目指す」

AI要約

昨年度の福岡市の市税収入額が過去最高の約3700億円に上る見込みになりました。

福岡市は固定資産税や都市計画税などからの収入増加が主な要因で、個人市民税も増加しています。

市長は税収が安定していることを受け、子育て支援など生活の質の向上に注力したいと述べています。

福岡市の市税収入が過去最高3700億円に 地価上昇や住宅新築など貢献 高島市長「生活の質向上目指す」

昨年度の福岡市の市税収入額が過去最高の約3700億円に上る見込みになることが明らかになりました。

◆福岡市 高島市長

「令和5年度の福岡市の市税収入、決算の見込みが過去最高額を更新いたしました」

福岡市によりますと昨年度の市税収入額は2022年度から116億円あまり増え、3699億3700万円を見込み、過去最高額を更新します。

増収分の7割を占めるのは地価の上昇やマンション・戸建て住宅の新築による固定資産税と都市計画税で、続いて個人市民税が納税者数の増加により35億円あまりの増収となっています。

高島市長は、天神と博多の再開発事業で引き続き一定の税収が見込めるとして、子育て支援の充実など「生活の質の向上」につなげたいとしています。