「住民の期待感じた」3選の門真市長が初登庁 過去最低の投票率に「暑さによる部分も…」

AI要約

宮本一孝氏が大阪府門真市長選で3選を果たし、市役所で職員から花束を受け取る。市政を前に進める意向を示す。

投票率の低さに言及し、広報対応や期日前投票のしやすさの改善を提案。将来的な課題として指摘。

宮本氏は課長級以上の職員に対し、市民や部下との対話を重視するよう訓示。市政の透明性と効率性を重要視。

「住民の期待感じた」3選の門真市長が初登庁 過去最低の投票率に「暑さによる部分も…」

7日投開票の大阪府門真市長選で3選を果たした宮本一孝氏(53)が8日、登庁し、出迎えた職員から花束を受け取った。宮本氏は集まった職員ら約100人を前に「住民から街づくりや教育への期待を感じた。2期8年の取り組みをこの4年でさらに形にしていく」と述べ、市役所一丸で市政を前に進めるとした。

取材には、過去最低を記録した投票率(27・65%)に言及。「(同市は)もともと低いのが実情だが、暑さによる部分も大きい。広報対応や期日前投票のしやすさを考えていかないといけない」と話した。

課長級以上の職員にも「誰かがやってくれている、何とかなるだろうと、『どこか任せ』の仕事にならないように気を付けて」と直接訓示し、市民や部下との対話を重視するよう求めた。

市長選では、0~2歳児の保育無償化など子育て施策の拡充や、駅前再開発の推進などにより市に活力を呼び込むと訴え、共産新人の元市議を破った。