神奈川県議会が最終日 補正予算案など25議案を可決
第2回神奈川県議会定例会が終了し、25議案が可決された。
補正予算案や県立保健福祉大学の入学料半額化などが審議された。
議案の採決ではいくつかの意見や要望が出され、賛成多数で可決された。
ことしの第2回神奈川県議会定例会は9日に最終日を迎え、補正予算案など25議案が可決されました。
今回の県議会では、122億2600万円の補正予算案や、県立保健福祉大学の入学料を来年度からこれまでの半額にすることなどについて審議されてきました。
9日の本会議ではまず各会派が討論を行い、「介護ロボットの実用化は、導入しても現場で定着しないことも多いので、常に業者と連絡を取って進めてほしい」や、「教育の無償化に向けて、知事が身を切る改革を自身で決めることで実行することを求める」などの意見や要望が出されました。
これを受けて採決が行われ、いずれの議案も賛成多数、または全会一致で可決されました。
あわせて、ことし11月に友好提携を締結している豪・ゴールドコースト市に県議会議員8人を派遣する案や、県や横浜市などにある県内5つの水道事業者の「システム再構築」で国に財政支援制度を創設するよう求める意見書についても、賛成多数で可決されました。