覚えてる?1992年「ひかり・こだま時代」に現れた「のぞみ」登場の衝撃を え!何でその名前になった??【新幹線・東京~博多全通50周年(10)】

AI要約

東海道・山陽新幹線は2024年で50周年を迎える。RSK山陽放送は新幹線関連の貴重な動画を保存し、公開している。

1992年には新たな種別の列車「のぞみ」が登場し、「ひかり」「こだま」の時代を打破した。

「のぞみ」の名前の由来や列車の特長などが話題となり、当時の鉄道ファンや一般市民に衝撃を与えた。

覚えてる?1992年「ひかり・こだま時代」に現れた「のぞみ」登場の衝撃を え!何でその名前になった??【新幹線・東京~博多全通50周年(10)】

■「東海道・山陽新幹線」記念すべき2024年度 50年前に何があった?

来年3月10日で、東海道・山陽新幹線は「東京-博多全通50年」を迎えます。

RSK山陽放送(1953年創業)は71年に渡る放送の歴史の中で、新幹線に関わる数多くの貴重動画を保存していて、「RSKイブニングニュース・YouTubeチャンネル」では、再生リスト「新幹線・貴重映像大集合」にてそのうち38本の動画を公開しています。

RSK山陽放送では、38回シリーズ(予定)で、その内容を画像を交えてインターネット記事として紹介していきます。

10回目は「山陽新幹線に300系『のぞみ』現る!」です。

■「ひかり・こだま」時代に現れた、「のぞみ」に衝撃!

1991年までは東海道・山陽新幹線と言えば、「ひかり」「こだま」の二本立てが当たり前でした。【画像(1)】は100系の横顔、、、その当時は速い「ひかり」の代名詞とも言える車両でした。

そして「こだま」と言えば【画像(2)】の0系。かつては「夢の超特急」としてデビューした車両はその後、時折「ひかり」として運用されていたものの、気がつけば「遅くて丸っこくて可愛らしい」存在になっていました。

ちなみに「こだま」と、当時東北新幹線で走っていた「やまびこ」【画像(3)】は、名前の意味合い的には “ニアリーイコール” なのに、その「やまびこ」が東北新幹線では当時「ひかり」的な速達列車だったというのが、今思えば面白いですね。

なお、東北新幹線の「こだま」的な存在は「あおば」「なすの」でした...ここまで推敲してみて、文字で見るとあまりにややこし過ぎるので、【画像(4)】に図式化してみました。

■「ひかり」より速い名前じゃない…なぜ「のぞみ」になった? 

そんな「ひかり」「こだま」時代を一気に突き崩す、さらに速い種別の列車が1992年に登場する、というニュースを聞いた時は衝撃的でした。

当時「ひかり」より速い名前って何だろう、と仲間内や家族間でアレコレ会話になっていた記憶があります。個人的には、漫画家・吉田戦車先生の「ぷりぷり新幹線・めまい」というネーミングがたまらなく好きなのですが。。。

さぁ、その名前がJRから発表されました。

「列車名は、『のぞみ』です」