「潜在保育士」の就職支援セミナー 人材不足の解消へ岡山市が開催

AI要約

岡山市で潜在保育士の就職支援セミナーが開催されました。保育士不足の中、参加者約30人が資格を活かして再就職を考えています。

セミナーでは、保育士の求人状況や保育のポイントについて情報提供が行われ、岡山県の保育士求人倍率が平均よりも高いことも報告されました。

岡山市は保育士の復職を支援し、人材不足解消に取り組んでいます。

「潜在保育士」の就職支援セミナー 人材不足の解消へ岡山市が開催

 保育士の資格を持ちながら保育園などで働いていない「潜在保育士」の就職を支援するためのセミナーが岡山市で開かれました。

(ハローワーク岡山の担当者)

「保育士不足が続いています。就職しやすい状況ととることもでき、皆さんがお持ちの保育士資格が強みになります」

 岡山市などが開いたセミナーには約30人が参加しました。

 セミナーでは、ハローワーク岡山の職員が保育士の求人の現状について伝えたほか、大学教授が子どもの特性に合わせた保育のポイントについて講演しました。

 ハローワーク岡山によりますと、岡山県の保育士の有効求人倍率は2024年5月時点で1.84倍で、全職業の平均倍率を約0.4ポイント上回っています。

 岡山市は、出産などで保育士の仕事をやめた人の復職を支援することで人材不足を補いたいとしています。

(参加者は―)

「家事とか落ち着いてきたので9月ぐらいから復帰しようかなと考えています」

「週3日ぐらいのゆったりとした時間の中で生きがいを感じながら働けたらいいと思っています」