奈良県十津川村で土砂崩れ 17世帯19人の集落が孤立状態に 国道425号通行止めで

AI要約

奈良県十津川村で土砂崩れが続発し、国道425号が通行止めになった。集落が孤立状態に陥っている。

国道脇の斜面から土砂が崩れ、道路を封鎖。集落の17世帯19人が孤立状態に。

集落へのライフラインには影響がないものの、早期の復旧が目指されている。

奈良県十津川村で土砂崩れ 17世帯19人の集落が孤立状態に 国道425号通行止めで

 奈良県十津川村で1日午後、土砂崩れが起きて、国道425号が通行止めになりました。その2日前にも同じ国道で土砂崩れが起きており、間に挟まれた集落が孤立状態になっています。

 奈良県などによりますと、十津川村西中で、国道脇の高さ12メートルの斜面から土砂が崩れ落ちて道路をふさぎました。この影響で、現場付近は1日午後6時過ぎから通行止めになっています。

 付近では6月29日にも、十津川村小坪瀬の同じ国道沿いで、土砂崩れがあり、間に挟まれた小手山集落の17世帯19人が孤立状態になっています。

 十津川村によりますと、今のところ集落のライフラインに影響はなく、防災倉庫には食料の備蓄もあるということです。奈良県は天候が回復次第、早期の復旧をめざすとしています。