奈良・十津川村の国道で土砂崩れ 山間の地区17世帯20人が孤立状態 停電・断水は無しで地区住民は無事

AI要約

奈良県十津川村で土砂崩れが起き、山間の地区が孤立状態になっている。小山手地区の17世帯20人が道路閉鎖により孤立し、復旧作業が行われている。

地区の住民は無事で停電や断水もないが、西側でも土砂崩れが発生しており、道路の通行が不可能となっている。

気象庁によると、72時間で99.5ミリの降水量が観測されている。

奈良県十津川村で土砂崩れが起き、山間の地区が孤立状態だということです。

警察によりますと、奈良県十津川村の国道425号線で、のり面が幅8m、奥行8m、高さ2.5mにわたって崩れたということです。

この土砂崩れによって小山手(こやまて)地区の17世帯20人が孤立状態になっているということで、2日朝から土木事務所や警察などが道路の復旧作業に当たることにしています。

土砂崩れは1日午後5時半ごろに土木事務所が把握し、村役場から地区の自治会長に連絡を取ったところ、地区の住民は無事で停電や断水も起きていないと話しているということです。

小山手地区の西側では、6月29日にも土砂崩れが起きていて、地区の東西を結ぶ国道がいずれも通行止めになっていて、土木事務所などが復旧作業を急いでいます。

気象庁によりますと、奈良県十津川村では、7月1日までの72時間に計99.5ミリの降水量を観測しています。