「世界中に人たちに知ってほしい」静岡空襲日米合同慰霊祭=静岡市

AI要約

2024年6月、静岡市の賤機山で静岡空襲から79年が経過し、日米合同の慰霊祭が開催された。

今年で52回目の慰霊祭では、静岡空襲で犠牲になった約2000人の市民とB29の搭乗員23人を追悼し、120人が参列した。

参列者は慰霊碑に花束を捧げ、米軍の遺品の水筒にお酒で献酒し、祈りを捧げた。

2024年6月で、静岡空襲から79年です。

静岡県静岡市の賤機山では、日米合同の慰霊祭が開かれました。

今年で52回目となる慰霊祭は、静岡空襲で犠牲になったおよそ2000人の市民とB29の搭乗員23人を追悼するため、毎年、静岡県静岡市の賤機山山頂で行われています。

慰霊祭には、地元の人たちや在日米軍横田基地の関係者など、およそ120人が参加しました。

参列者たちは慰霊碑に花束を手向け、米軍の遺品の水筒に詰めたお酒で献酒も行い、祈りを捧げました。

<慰霊祭を主催している菅野寛也(90)さん>

「私として願うことは、ただ静岡でこういうことをやっているってことではなく、こういうことをやっている国もあるんだということを世界中に人たちに知ってほしい。こういうアクションが、人々の気持ちを結びつける、一つの礎になると思う」