フェリス女学院大、2025年度にグローバル教養学部新設へ

AI要約

フェリス女学院大学はグローバル教養学部の新設を発表し、学部改組を行うことを明らかにした。

新学部では実践的な学びを重視し、社会課題への取り組みやスキル獲得を支援する取り組みが行われる。

また、ジェンダー教育の推進や社会との連携強化など、女性の自立と社会貢献を促す取り組みも進められる。

フェリス女学院大、2025年度にグローバル教養学部新設へ

 フェリス女学院大学(横浜市)は3日、グローバル教養学部を2025年度に新設し、1学部3学科9専攻体制に移行すると発表した。現代女性の多様な生き方を支えるため、個々の関心に沿った学びや学外と連携した実践的な学びを推進する。全学改組は1965年の開学以来初めて。

 新学部では実践的なスキルを含めた分野横断の学びを提供。社会課題を自分事として捉えて解決に当たり、世界で生き抜くための土台を形成する。3年次から九つの専攻に分かれ、関心や得意に沿った形で学びを深めてもらう。4年間を通じ、知識を実践する経験を数多く用意し、成長を支える。

 また、ジェンダー平等が遅れる日本で、課題を認識し、自立した女性として社会参画するためのジェンダー教育も推進。企業や地域などとの連携も強め、より開かれた大学を目指す。現在の3学部(文学部、国際交流学部、音楽学部)5学科は在学生の卒業まで維持する。