大学の敷地内 固定カメラにツキノワグマ映り込み 注意呼びかけ<宮城県・名取市>

AI要約

尚絅学院大学の敷地内でツキノワグマが出没し、研究室のカメラで複数回目撃されたことが分かった。

30日の朝には2頭のクマがヤギ小屋の近くを歩いている様子が映り込んでいた。

学生の立ち入りがほとんどないが、複数のクマが集まる可能性を考慮し、注意喚起を行っている。

大学の敷地内 固定カメラにツキノワグマ映り込み 注意呼びかけ<宮城県・名取市>

クマが出没したのは宮城県名取市ゆりが丘の尚絅学院大学の敷地内。

尚絅学院大学の研究室は、里山の野生動物を観察するために、南西側に位置する「尚絅の森」に固定カメラを設置していて、これまでに4台のカメラにツキノワグマが映っていたことが分かった。

ツキノワグマが映っていたのは5月3日から30日までの5回。

このうち30日の午前7時半にはヤギ小屋の近くにある遊歩道を歩いている所が映り込んでいた。

大学によると、体の大きさなどから目撃されたクマは少なくとも2頭いたとみられている。

この場所に学生が立ち入ることはほぼないということだが、目撃された場所以外でも複数で行動するように促すなど注意喚起を行っている。