大学構内でクマがウロウロ出没相次ぐ「設置カメラが姿とらえる」学生に注意呼びかけ 宮城・名取市の尚絅学院大学

AI要約

尚絅学院大学の構内に相次いで出没したツキノワグマの姿が捉えられ、学生にクマに注意するよう呼びかけが行われている。

遊歩道でゆっくりと歩き回るツキノワグマがカメラに映っており、少なくとも2頭が出没した可能性があるという報告がある。

大学では夜間の敷地内を歩く際には複数人で行動し、ごみ箱に食べ残しや容器を捨てないよう学生に呼びかけている。

大学構内でクマがウロウロ出没相次ぐ「設置カメラが姿とらえる」学生に注意呼びかけ 宮城・名取市の尚絅学院大学

5月、宮城県名取市の尚絅学院大学の構内にツキノワグマが相次いで出没し、大学が設置したカメラがその姿を捉えていました。大学では、学生に対しクマに注意するよう呼びかけています。

周囲を見渡すようにゆっくりと歩き回るツキノワグマ。5月30日午前7時40分頃、名取市の尚絅学院大学構内の遊歩道に出没したツキノワグマの映像です。動物観察用に大学が設置したWebカメラに映っていました。

大学によりますと、構内でのツキノワグマの出没は、5月だけでも5件確認されています。5月3日から6月5日にかけて撮影されたクマと、30日に撮影されたクマは体格が異なることから、少なくとも2頭が出没している可能性があるということです。

大学では、学生に対し、夜間に大学敷地内を歩く際には、複数人で行動するほか、屋外のごみ箱などに食べ残しや容器を捨てないよう呼びかけています。