「鈴やラジオなどの携帯を」津山市でクマの被害を防ぐための対策会議が開かれる【岡山】
津山市でツキノワグマに襲われた登山者事故を受けて対策会議が開かれた。
会議では、登山口に注意喚起の看板設置や啓発活動など、クマによる被害を未然に防ぐ対策が話し合われた。
今年のツキノワグマ出没件数が増加しており、対策が急務となっている。
今月(6月)8日、津山市の奥津川で、登山者がツキノワグマに襲われた事故をうけて津山市で対策会議が開かれました。
きのう(21日)津山市で開かれたツキノワグマ人身被害対策会議です。県やクマ生息地の自治体担当者地元の猟友会などが参加し、事故後の対応や現状についての情報共有が行われました。会議では、登山口に注意喚起の看板を設置することや登山客に鈴やラジオなどの携帯を徹底させるための啓発活動など、クマによる被害を未然に防ぐための対策が話し合われました。
(岡山県自然環境課 近藤利信課長)
「今回の事故を踏まえて、今後何をするべきなのかというところで、ひとつ一致して取り組むという形で確認ができたかなと思っております」
今年のツキノワグマ出没件数は、今月13日時点で26件あり昨年同時期のおよそ1.6倍だということです。