消防と移動販売車がタッグ!高齢者などに熱中症予防の啓発活動…24日は夕方までに熱中症で4人搬送
移動販売車が高齢者向けの熱中症予防キャンペーンを実施
消防署員がチラシや冷たいタオルを配布し町民に啓発活動
長野県内で熱中症患者が増加、予防の重要性が呼びかけられる
食料品や生活用品を積んで長野県阿南町(あなんちょう)を走る移動販売車。
24日は、移動販売を利用する高齢者に熱中症予防を呼びかけようと、消防署員が同行しました。
住民に手渡しているのは熱中症予防のポイントをまとめたチラシや、濡らすと冷たく感じるタオルです。
町民は:
「(熱中症について)わかってはいるんだけど、改めて言ってもらえるとありがたい」
飯田広域消防本部の管内では、熱中症の疑いによる救急搬送が5月以降、すでに15件ありました。
阿南消防署救急第1係・佐藤秀一係長:
「熱中症は屋内でも発生することがありますので、エアコンや扇風機を有効活用していただくことと、こまめに水分を時間を決めて取ることが大事だと思います」
23日までの雨による湿度に加えて、気温も上がった24日の長野県内。
各地の消防によりますと、24日は夕方までに熱中症と見られる症状で4人が搬送されています。