慰霊の日 宇都宮市出身・荒井退造の功績伝える企画展

AI要約

6月23日は太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終結したとされる79年目の「慰霊の日」です。

当時の沖縄で県民の疎開などに力を尽くした宇都宮市出身の荒井退造を紹介する企画展が、宇都宮市立南図書館で30日まで開かれています。

荒井退造は太平洋戦争末期、沖縄県警察部長として当時の沖縄県知事とともに県民を県外などに疎開させのべ20万人の命を救ったとされていて、沖縄では島の番人を意味する「島守」と呼ばれています。

6月23日は太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終結したとされる79年目の「慰霊の日」です。当時の沖縄で県民の疎開などに力を尽くした宇都宮市出身の荒井退造を紹介する企画展が、宇都宮市立南図書館で30日まで開かれています。

荒井退造は太平洋戦争末期、沖縄県警察部長として当時の沖縄県知事とともに県民を県外などに疎開させのべ20万人の命を救ったとされていて、沖縄では島の番人を意味する「島守」と呼ばれています。

企画展を主催しているのは荒井退造の顕彰活動をしているNPO法人「菜の花街道」で、これまで毎年8月の「終戦の日」に開いてきましたが、9回目となる今年は「慰霊の日」に合わせての開催となりました。

会場には宇都宮や沖縄などの人達が鎮魂の祈りを込めた俳句や書籍などが展示されていて、訪れた人達が平和の大切さについて思いを馳せていました。