新千円札の「顔」北里柴三郎、出身地・熊本県小国町にずらり…観光地など100か所にフラッグ

AI要約

新千円札の肖像に採用された北里柴三郎のフラッグが熊本県小国町に登場。

町は100か所に飾り付けて北里の古里をPRし、新紙幣発行の機運を高めている。

ビニール製のフラッグには肖像と祝2024新千円札の文字が入っており、観光地や街路灯に設置されている。

 新千円札の肖像に採用された細菌学者、北里柴三郎を描いたフラッグが、出身地の熊本県小国町に登場した。町は100か所に飾り付けて北里の古里をPRし、新紙幣発行の機運を高めている。

 ビニール製で、幅50センチ、長さ90センチの長方形に、下部は逆三角形となっている。肖像と「祝2024新千円札」「生誕の地、小国町」といった文字をあしらった。

 北里柴三郎記念館をはじめ、杖立温泉や鍋ヶ滝といった観光地と国道沿いの街路灯などに並ぶ。町産業課の北里宏葵・柴三郎プロジェクト係長は「発行を機に博士を中心として町を盛り上げ、観光客を増やしたい」と意気込んでいる。