冷蔵より常温より冷凍保存が便利なんです!野菜のプロが常に冷凍ストックしている食材5選
野菜を下処理して冷凍保存すると、毎日の料理に便利に使える。
たまねぎやトマト、かぼちゃなど、冷凍ストックしておくと便利な食材がある。
冷凍保存することで保存期間が伸び、料理の手間も省ける。
野菜は野菜室で保存することが多いですが、下処理だけして冷凍保存しておくと、毎日のごはん作りに便利に使えるようになるのだそう。今回は、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんが、常に冷凍ストックしている食材5選を教えてもらいました。
たまねぎは常温で保存しているかたが多いと思いますが、冷凍ストックしておくととても便利です。スライスしたものを生のままジッパー付き保存袋に入れて冷凍しておきます。調理の時は必要な量をパキッと取り出して、凍ったまま使ってOK。たまねぎは冷凍することで細胞が程よく壊れ、短時間で火が通るようになります。
料理のたびに皮をむいて切る工程も省けますし、すぐにしんなりするので加熱時間が短く済みます。常温で保存しておいて気づいたら芽が出ていた、なんてこともなくなりますよ。
基本的には野菜室で保存するトマトも、冷凍ストックしておくと便利です。乱切りにしたものを生のままジッパー付き保存袋に入れて冷凍。なるべく平らにして冷凍すると、1個ずつ取り出すことができます。冷凍したトマトは食感がやわらかくなるためサラダなどには向きませんが、凍ったままみそ汁やスープなどの仕上げに入れたり、そうめんなどのつけつゆに氷代わりに入れるとおいしいです。
冷凍しておくと保存期間が伸びますし、スープなどにちょっと野菜をプラスしたい時に手軽に使うことができるので、ストックしてあると便利ですよ。
硬くて切るのが面倒なかぼちゃも、まとめて切って冷凍ストックしておくと便利です。スライスしたものを生のまま重ならないようにラップに並べ、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍します。使いたい量を1枚ずつ取り出すことができるので、ラップを使うのがおすすめです。
調理には凍ったまま使ってOK。オリーブオイルを塗ってトースターで焼いて、サラダのトッピングや料理の付け合わせなどに使うことができます。お弁当に彩りがほしい時にも2~3枚焼いて入れることができるので、朝の忙しい時間には助かります。
また、レンジで加熱してやわらかくしたものをつぶして、かぼちゃサラダを作ることもできますよ。少量だけ作りたい時にも冷凍ストックがあると、とても便利です。