【大学受験2026】女子栄養大学、学部&短大を男女共学化

AI要約

女子栄養大学は2026年度から男女共学化を実施すると発表。短期大学部も共学化し、新たな学園づくりに取り組む。

栄養学の単科大学としての歴史や発展、家庭食養研究会の起源、100周年に向けた歩みについて紹介。

管理栄養士試験の成績や学園の特徴、性別にとらわれない共学化の背景や意義について述べられている。

【大学受験2026】女子栄養大学、学部&短大を男女共学化

 女子栄養大学は2024年9月4日、2026年度から大学を男女共学化すると発表した。同時に短期大学部も男女共学化し、共学にふさわしい名称へ変更する準備を進める。大学院、専門学校はすでに共学化しており、食の総合学園として100周年に向けた新たな歩みを進めるとしている。

 女子栄養大学は、学校法人 香川栄養学園が運営する私立大学。学園の前身となる家庭食養研究会が1933年にわずか20人ほどでスタートしてから、90年の時を経て、栄養学の単科大学でありながら、大学院、大学、短期大学部、専門学校からなる食の総合学園へと発展。2023年には創立90周年を迎え、現在は大学と大学院を坂戸キャンパス(埼玉県)、短期大学部・専門学校を駒込キャンパス(東京都)に置き、2,500人の学生が学びを深めている。

 今回、2026年度から女子栄養大学と女子栄養大学短期大学部を男女共学化し、共学にふさわしい名称へ変更することを発表。多様化・複雑化する社会において、性別にかかわらず、共に学びあい、成長しあい、未来を支えあうための学びの場となるよう、新たな学園づくりに取り組んでいくとしている。

 女子栄養大学は、管理栄養士の国家試験合格者数が12年連続の全国1位。2024年3月実施の「管理栄養士国家試験」では221人が合格している。