【ドミニク・クーパー】は、旧車好きは変わらずとも英国車からイタ車に推し変!?

AI要約

ドミニク・クーパーは英国車好きからイタリア車好きに転向し、特に旧車を通じてイタリア車のデザインに魅了されている。

彼はデザインを重視して車を選び、所有欲よりも美的感覚を重要視しているようだ。

愛車を通じて普段使いしながらも友人やパートナーとのドライブを楽しむ姿が報道され、彼にとってクルマはハッピーな気分を提供する存在である。

【ドミニク・クーパー】は、旧車好きは変わらずとも英国車からイタ車に推し変!?

今回は本連載に2回めの登場となる、英国出身の俳優、ドミニク・クーパーの愛車を紹介。前回掲載時は母国愛も感じる〈ジャガー〉といった“英国車好き”として紹介したけど、どうやらそのブームは終焉したみたい!? 今はすっかり、イタリア車好き。しかも旧車ばかりを集めている。普段からハイブランドを着こなす彼らしく、選ぶクルマもハイセンス。名匠の多い"イタリアン"デザインにシンパシーを感じたのかもね!

本連載で以前に紹介したときにもレアな〈オースティン・ヒーレー〉で走る姿を紹介したけど、その頃から旧車好きであることは変わらず。いや、むしろ、拍車がかかったかのように、ここ最近は旧車ばかり乗っているみたい。

変わったのは選ぶクルマの国。前は旧車でなくとも英国車ばかりだったのが、今はイタリアの旧車に傾倒中。彼の場合は年代とかブランドとか、カタチ、所有欲というよりはデザインで選んでいる気がしてならない。というのもこの3台すべて名だたるデザイナーが手掛けているから。居住性や実用性は度外視。彼の“審美眼”にかなったのがイタリア車に多くあったようだ。

あと、彼の場合、旧車だけど、飾って愛でるわけではなく、普段使いするのが流儀。友人やパートナーとドライブしている様子がたびたびパパラッチされているが、ドミニクはもちろん、同乗者も楽しそう。便利で快適なクルマでは味わえない、ハッピーな気分にしてくれるクルマが好きなのかも。

1960年代後半にデビューし、1980年代まで生産されたロングセラーモデル。名デザイナー、ピニンファリーナが手掛けた1台。ドミニクは2人で乗っているが、実は乗車定員は4名(ただし後席は狭い)。年代によっては2ℓエンジンを搭載したもモデルも存在する。

レトロな佇まいが魅力!

1973年に誕生したミッドシップスポーツカー。特徴的な角張ったボディデザインを手掛けたのは“ベルトーネ”。〈フェラーリ〉内のブランドとして存在した〈ディーノ〉であったため跳ね馬のエンブレムはない。しかし、途中から正式に〈フェラーリ〉のモデルとなったため、跳ね馬エンブレムが付くモデルも存在するという。ちなみにドミニク所有のモデルは横長の〈ディーノ〉エンブレム。