「夏休みの自由研究、まだ終わってないの!?」元化学教師が教える、今日からでも間に合う“裏ワザ”

AI要約

自由研究を短期間で完成させるためのポイントを5ステップで紹介。

レポートの書き方や内容、テーマ選びのポイントについて解説。

自由研究を楽しく完成させるためには興味のあるテーマを選ぶことが重要。

「夏休みの自由研究、まだ終わってないの!?」元化学教師が教える、今日からでも間に合う“裏ワザ”

夏休みも終盤、自由研究はもう終わりましたか? 自由研究は時間がかかるイメージもあるので、まだ手をつけていなくて焦っている方もいるのではないでしょうか。

今日はそんな方に向けて、短期間で自由研究を完成させるために押さえるべきポイントを5ステップでお伝えします。

最初からレポートを作成するの?と思われたかもしれません。

そもそもレポートというのは「自分の成果を誰かに見てもらうため」に書くものです。つまり誰が見てもわかるようにレポートにまとめる必要があります。

もっと具体的に言うと「別の誰かが同じ研究を同じようにできるように」まとめることが大切です。

なのでアウトプットする内容をあらかじめ頭に入れておくことで、調べなければいけないこと・メモを取るべきことが把握でき、「これどうだったっけ?」ともう一度調べる手間を省くことができます。

レポートに書く内容は

①タイトル

②なぜ調べようと思ったのか

③何を調べたいのか

④準備するもの

⑤やり方

⑥結果

⑦考察(わかったこと・自分なりの意見)

⑧感想

を項目ごとに記入していくといいでしょう。

これは一般的な項目になるので、

低学年であれば⑦考察と⑧感想は同じ項目にまとめてしまってもいいでしょうし、

高学年であれば③何を調べたいのかの項目で自分なりの仮説や予想を書くのもおすすめです。

また、特に⑥結果(実際に観察したこと、実験で起こったこと、データなど)と⑦考察(結果からわかったこと・自分なりの分析や意見)は内容を混同しがちなので、あらかじめ子どもに説明してあげるといいかもしれません。

自由研究レポートの例を載せています。ご参考にしていただければと思います。

自由研究のテーマといえば、実験や観察が王道かと思います。

自分の身の回りの事象について興味を持ったものを調べる・観察するなどです。

ただ今から始めるには観察は少し時間がかかるので、おすすめのテーマは

「実験」や「ものづくり」です。

実験であれば

・牛乳からアイスやチーズを作ってみよう

・紫キャベツで身の回りの液体を調べよう

・水に浮く野菜や果物を調べよう

ものづくりであれば

・廃材で生き物を作ってみよう

・楽器を作ろう

・いろんな折り方で紙飛行機を作ろう

など家にあるもので1日かけて研究できるものがおすすめです。

書店や図書館にも自由研究に関する本がたくさん並んでいるので、その中から選んでもいいですね。

とはいえテーマを選ぶときの一番のポイントは自分が「興味があるもの」「好きなもの」です。

短期間で仕上げるとはいえ、せっかくなら自分自身がワクワク楽しい気持ちで研究したいですもんね。