石破茂総理誕生で「愛子天皇」前進か…国民の9割が賛成も女系天皇の皇位継承に大反対の壁

AI要約

自民党総裁選で女性天皇を選択肢に含める発言が話題に。

石破氏が女性天皇可能性を示唆し、議論が広がる。

愛子さまを含む女性天皇待望論も浮上。

女性天皇に対する期待や反対意見が対立。

旧皇族の男系男子養子案も議論の中心。

愛子さまの国民寄り添い姿勢が注目される。

皇位継承問題が深刻化する中、女性天皇問題は避けて通れない。

悠仁さまと愛子さまの動向も注目される。

石破氏の女性天皇発言で議論が一層加速する可能性。

石破茂総理誕生で「愛子天皇」前進か…国民の9割が賛成も女系天皇の皇位継承に大反対の壁

 皇族数減少に強い危機感を持ちながらも、先送りされてきた皇位継承問題に一石を投じる動きが見られた。13日、自民党総裁選の9人の立候補者による共同記者会見で論点になったのが、安定的な皇位継承について。全員が伝統的な男系男子による継承の重要性に言及したもの、石破茂元幹事長(67)が皇室典範で認められていない女系天皇を選択肢から排除しない考えを示したと報じられている。

 

 次の自民党総裁に最も相応しい候補として、朝日新聞が14、15日に行った全国世論調査で、石破氏は首位(26%)に。さらに、読売新聞の自民党員・党友と国会議員への調査では、石破氏と高市早苗経済安全保障相(63)、小泉進次郎元環境相(43)の3人が競り合っている状況だ。

 

 現在、皇位継承1位は秋篠宮さまで、2位が長男の悠仁さまだが、総理の座に近いとされる石破氏が、女系天皇の可能性を排除すべきでないとしている理由は何か。

「石破さんはあくまで、悠仁さままでの皇位継承は不変で男系継承は当然としています。そのうえで、『いかにして国民統合の象徴の皇室をお守りしていくかだ』と、将来の皇室の存続危機を念頭に置いたものであって、女系天皇に積極的な訳ではないとしています。しかし、保守政党の次期総裁候補がここまで踏み込んだのは画期的と言えるでしょう。女系天皇に言及した石破さんが首相になったら、世論に押されて女性天皇についても言い出しかねない」(週刊誌記者)

 ここ最近、日に日に高まっているのが〝愛子さまを天皇に〟という声だ。実際、今年4月の共同通信の調査では、女性天皇を認める人の割合が9割ほどいることが明らかになるなど、今のところ可能性は低いものの、女性天皇として今念頭に置かれているのが、天皇皇后両陛下の長女で、現在、日本赤十字社に勤務されている愛子さまだ。

■〝女性だから天皇になれないなんておかしい〟という声も

「令和の代替わりで皇嗣となられた秋篠宮さまですが、長女眞子さんと小室圭さんの結婚以来、秋篠宮家には逆風が吹いている状況です。さらに、将来天皇になられる悠仁さまの来年の大学進学が何かと取り沙汰される中、一部から〝天皇家の長女である愛子さまが天皇になられるのが相応しい〟〝いまどき、女性だから天皇になれないなんておかしい〟という声も聞かれます。しかし、男系継承が途絶えることに危機感を持つ勢力からは、女性天皇や女系天皇、女性宮家の創設自体に反対する声が根強い状況です」(皇室ジャーナリスト)

 これまで皇位継承の在り方などを議論してきて有識者会議では、将来の安定的な皇位継承のため、旧皇族の男系男子を養子に迎える案や、女性皇族が結婚後も皇室に残る案などが対処策として報告書に盛り込まれてきた。そんな中で女性天皇待望論が沸き上がるのは、愛子さまの次のようなお言葉など、国民に寄り添われる姿勢が理由にあげられている。

  

<私は幼い頃から、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下を始め、皇室の皆様が、国民に寄り添われる姿や、真摯に御公務に取り組まれるお姿を拝見しながら育ちました。そのような中で、上皇陛下が折に触れておっしゃっていて、天皇陛下にも受け継がれている、皇室は国民の幸福を常に願い、国民と苦楽を共にしながら務めを果たす、ということが基本であり、最も大切にすべき精神であると、私は認識しております>

 

 いずれにしても、皇室の問題の先送りが許されない状況になっている。

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