日本語教師ボランティア始めた35歳の妻が帰らなくなった理由…妻が「本当に恐れていたもの」

AI要約

私立探偵・山村佳子さんが浮気調査の増加について語る。

日本語指導が必要な児童生徒の増加について報告。

エリートサラリーマン智充さんの妻がボランティア活動に夢中になり、調査依頼をする。

日本語教師ボランティア始めた35歳の妻が帰らなくなった理由…妻が「本当に恐れていたもの」

「日本在住の外国人との浮気を調査する案件も増えています」と言うのは、キャリア10年以上、3000件以上の調査実績がある私立探偵・山村佳子さんだ。彼女は浮気調査に定評がある「リッツ横浜探偵社」の代表だ。

コロナで一時期学ぶ人が減少した日本語だが、2024年8月文部科学省が発表した「令和5年度 日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に 関する調査結果」によると、現在「公立校に通う小中高生」への日本語指導が必要な数がどんどん増加し、「日本語指導を必要とする子供」の数は過去最多なのだという。指導を必要とする家庭が潤沢に資金のある人ばかりではなく、「日本語を教えるボランティア」の需要も高まっているようだ。

今回山村さんのもとに相談に来たのは、建設関連会社に勤務する38歳のエリートサラリーマン・智充さん。結婚3年になる妻のことで半年間悩み、電話をかけてきた。妻は現在35歳。NPO法人でアルバイトをしながら、日本語を教えるボランティア活動もしている。誰かを救いたいという思いでボランティアをしているのだが、家にほとんど帰らなくなってしまったという。

智充さんと妻との出会いはコロナ禍でした。二人は母親同士の仲が良く、一人っ子長男の智充さんと、離婚歴があり、優しく共感性が高い妻は親の引き合わせで出会い、交際3ヵ月で結婚したのです。

結婚生活は、23区内にある智充さんの両親が建てた二世帯住宅でした。明るく、優しく気がきく妻のことを、実の娘以上に可愛がり、母と妻が一緒にちらし寿司や天ぷらを作ったり、家事をしたりする姿に幸せを感じていたそうです。

智充さんの仕事は、建築関連のプロジェクトマネージャーなので、地方の現場に1週間ほど行ったきりになることも多くあります。結婚の目的は、跡取りを作るためということもあり、妊活は急務でしたが、仕事が忙しく、なかなか思い通りになりませんでした。

妻はNPO法人で週に3日程度のアルバイトをしていましたが、半年前に日本語を教えるボランティア活動を始めました。妻は共感性が高く、結婚前もボランティア活動を続けており、一度始めるとのめり込む傾向があります。

だから結婚当初は智充さんと「子供が生まれ、子育てが落ち着くまでボランティア活動はしない」と約束していました。しかし、妊活も思うようにできないこともあり、「週1回程度ならいいよ」と、妻の活動を許すようになったのです。

すると、妻はあっという間にのめり込み、終電帰りが日常茶飯事になったそうです。妻は「自分はどうなってもいいから、誰かの力になりたい」という気持ちがとても強い。心配した智充さんの両親は、妻の帰宅時間やシャワーを使ったかどうかまでチェック。

焦燥感に駆られた智充さんは、妻と強引に性交渉を持ってしまいます。その後に「気が済んだ?」と言われ、妻の心が自分から離れていることを認識。結婚当初のような幸せな毎日を取り戻すため、まずは事実の確認をしたいと、調査を依頼したのでした。