全教の教育研究集会が閉幕、大阪 「子どもの声、聴いて生かす」

AI要約

学校現場の課題を話し合うため全日本教職員組合の教育研究全国集会が大阪市で開催され、参加者は延べ4300人に達した。

17、18日の分科会では、日本語指導が必要な外国にルーツを持つ児童生徒に焦点を当て、教育現場での対応が課題となっている状況が議論された。

閉幕に際し、全教は「子どもの声を聴き、生かす実践を進めることが大切だ」とのアピールを発表しました。

 学校現場の課題を話し合うため16日から大阪市で開かれていた全日本教職員組合(全教)の教育研究全国集会は18日、「子どもの声を聴き、生かす実践を進めることが大切だ」とするアピールを発表して閉幕した。全教によると、3日間で延べ4300人が参加した。

 17、18日は教科やテーマ別の分科会が開かれ、学校づくりなどを話し合う分科会では、日本語指導が必要な外国にルーツを持つ児童生徒について議論。文部科学省の調査では、こうした子どもは7万人近くに増えて過去最多を更新し、教育現場での対応が課題となっている。