「その家事ストレスは“思い込み”のせい」プロが本当にやってよかった、“家事動線”見直しのコツとは

AI要約

主婦業の9割削減を目指す唐仁原けいこの家事動線についての考察。

家事動線の最短化が家事負担を軽減する効果的な方法であること。

洗濯物関連の動線と食器洗いの後の動線の見直しによる改善事例。

「その家事ストレスは“思い込み”のせい」プロが本当にやってよかった、“家事動線”見直しのコツとは

こんにちは、『主婦業9割削減宣言』唐仁原けいこです。

みなさんは、自宅の家事動線について真剣に考えたことはありますか? 

私は「主婦業の9割削減を目指す!」と宣言してから、これまであらゆることを試してきました。効果があまり出ない、続かないこともあったのですが、やはり家電変更と食事のシンプル化によって日常が大きく変化しました。ただ、家電変更にはまとまったお金がかかりますし、毎日の食事の工夫にはアイデアが沢山必要。うまく習慣化するまでには時間もかかりました。

それに比べると、この記事を読み終わってすぐにでも取りかかることのできる主婦業削減ステップが”家事動線の最短化”です。

先の2つに比べると家事負担が全くなくなるわけではないのですが、私が家事動線を見直してみてわかったのは、たとえ数分、数秒でも無駄な時間を重ねていたということ。毎日たった1分でも削減できれば、年間にして365分自分の時間が増えると考えたら、早速取りかかろうという気にもなりますよね! しかもその、たった1分で私たちは大きなスッキリ感を得られるはずです!

そこでまずは、毎日くり返す洗濯物関連の動線と食器洗いの後の動線について見直してみましょう。

我が家で、見直すことによって一番大きく変化したのが洗濯物関連の動線です。なんと、洗濯物をたたんで各所に収納するまでの時間が15分以上短縮されました!

我が家はほとんどの衣類を乾燥機までかけています。自然乾燥する衣類はあっても数枚なので、洗濯機からすぐの洗面所内に干しています。

以前に洗濯乾燥機についての記事にも書きましたが、ドラム式洗濯機が置いてある洗面所内に、家族5人分の普段使う1軍の洋服を収納しています。そして、日頃あまり使わないお出かけ用の洋服や、季節外の洋服だけを家族全員分一箇所のファミリークローゼットに収納しています。つまり、普段は洗面所内の移動だけで洗濯から洗濯物の片付けまで終了しています。

もちろん洗面所の広さや間取りによって出来ること、出来ないことは違ってくると思うのですが、とにかく一度、洗面所内の収納について見直してみてください。

家事動線最短化の収納の基本は、よく使うものから近くに収納すること。

我が家が洋服をしまうようになった収納棚は、一般的に洗剤のストックやタオルを入れる人が多いと思います。しかし、洗剤のストックを取り出す頻度を考えたら、毎日の着替えを入れたほうが効率的ですよね。