【我が家の防災】災害発生時に実感!今すぐやめて、命を脅かすNG収納3つ

AI要約

能登半島地震で富山県も大きく揺れた整理収納アドバイザーおだけみよさんが災害時に学んだこと。

避難動線を確保し、階段や頭上の収納に注意を払う重要性。

キッチンや壁面の収納でも注意が必要で、二次災害を防ぐためには重たいものを置かないことが重要。

【我が家の防災】災害発生時に実感!今すぐやめて、命を脅かすNG収納3つ

年始に発生した能登半島地震で、整理収納アドバイザーのおだけみよさんが住んでいる富山県も大きく揺れました。避難を要する災害に遭ったのは今回が初めてで、災害を経験して学んだことが沢山あったのだそう。

そこで今回は、おだけみよさんが災害時に実感した、二次災害などの被害に繋がるNG収納を紹介します。

災害時に安全かつ迅速に避難できる避難動線。

お客様宅の片づけの作業に伺うと、収納に入りきらないものが避難動線に出しっぱなしになっている事が多いです。

スムーズに避難できるよう、この通路にあたる部分には極力余計なものを出しっぱなしにしないようにしておきましょう。

ものがあって避難の妨げになると、貴重な時間をロスする原因になります。

つい階段にも出しっぱなしのものがあったり、行き場のないものをちょい置きしてそのままになっていませんか? 

階段は避難時だけでなく、日々の生活でも転倒や段差を踏み外す原因になり危険です。

階段にものが出しっぱなしになっている場合は、すぐに移動しましょう。

うちの避難動線上です。

うちは廊下がない間取りになっていて、キッチンのすぐ隣が玄関です。

そのためキッチンの床には極力ものを置かないようにしています。

防災時に頭上から物が落ちてくると、けがなど二次災害の原因になります。

吊り戸棚や天袋など、頭より上の高い位置の収納に入っているものを確認しましょう。

石川県で震災に遭った方のお話を聞くと、「震災時の揺れで吊戸棚に入れていたものが、扉にガンガンぶつかり、ストッパーを破って落ちてくるのではないかと不安だった」というお話を聞きました。

吊戸棚や天袋など、頭上にある収納は重たいものを入れないのがおすすめです。

キッチンは吊戸棚だけでなく、壁面も注意したい場所です。

壁面を使った吊り下げ収納は、SNSなどでよく見かけるおしゃれな収納です。

けれども、重たいフライパンを吊るしていると、落ちた時に二次災害の原因になり危険です。

また軽いキッチンツールであっても、落下時にガスがついていると、火傷や火災の原因になることも考えられます。

特にコンロ周りは、危険な収納になっていないか確認してみましょう。