ズボラな小学生でも片付く!ワンアクションで戻せる収納アイデア
山内利恵さんは家族の成長に合わせて収納をアップデートし、子どもの動きをよく見て片付けやすい場所を作っている。
歩くついでに自然と片づけられる工夫や、入り口付近に設けた便利な収納スペースなど、家族の生活にフィットした工夫が光る。
牛乳パックで仕分けされたおもちゃのパーツ入れや、かばんの収納方法の工夫など、細かいところまで考えられた暮らしやすい収納術が紹介されている。
子どもの動きをよく見て、置くだけ、吊るすだけなどワンアクションで戻せるところに置き場を作っています!家族の成長にあわせて収納をアップデート。リビングや寝室、キッチンの散らからない仕組みを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
山内利恵さん(兵庫県 46歳)
夫、長男(10歳)、二男(8歳)の4人家族。フリーのグラフィックデザイナーで、リビングには仕事机を置いたスペースも。
◎HOUSE DATA◎
賃貸マンション/築27年/2LDK(55平米)
「子どもの動きをよく見て、置くだけ、吊るすだけなどワンアクションで戻せるところに置き場を作っています」。歩くついでに自然と片づけられるので、ズボラな小学生男子でもOK。
子ども達が浴室に向かう道すがらパジャマと下着を持っていけるよう、ドア前に椅子を置き、かごを設置。翌朝脱いだパジャマも、ポイッとここに戻すだけ。
リビングの入り口付近にある子どもたちの机。引き出しは机の下に置けるけど、あえて机の横に並べ、ランドセル置き場に。登校時もパッと背負えてラクチン。
上着掛けのフックは大人と子どもで位置を変え、目線の高さに。休日に洗った上履きも、ここに吊るせば月曜に忘れず持っていけます。
完成作品は押し入れに置いたテーブルの上が定位置。「飾りたい!と言われたらここへ。制作中の物の一時置き場もあるので、床に放置がなくなりました」。
●細かいブロックは牛乳パックで仕分け
収納ケースに牛乳パックを切って入れ、おもちゃの細かいパーツ入れに。遊ぶときも片づけるときも取り出しやすいと子どもたちに好評。
●夫のかばんは床置きに変更
以前はかばんと財布などの置き場が別々。今は全部かばんに入れたまま玄関前を定位置にし、持ち出す手間をカット!
ベッド下と天袋は今使っていない物を閉じ込める「へき地」スペース。押し入れは上段に大人が使う物、下段に子どもの物を置いて取り出しやすくし、臨時の学用品置き場として余白を確保。
●長期休み中に持ち帰る学用品はこの余白に
普段は空きスペースだけど、学期末になったら天袋に待機していたソフトボックスをここにセット。子どもたちが持ち帰った学用品を自分で収納します。