福田萌が、世界に誉められる日本人の振る舞いが「掃除や給食の時間」に作られる感じた理由

AI要約

福田萌さんが夏に日本に一時帰国し、日本の暑さと人々の酷暑対策に感動する。

日本の建物には日差しや雨よけがないことに驚き、人々の創意工夫に感心する。

日本人の柔軟な対応力や創意工夫の国民性について考える。

福田萌が、世界に誉められる日本人の振る舞いが「掃除や給食の時間」に作られる感じた理由

昨年末に第三子を出産したばかりの福田萌さん。数年前にシンガポールに移住し、10歳の女の子と7歳の男の子、夫の中田敦彦さんと暮らしている。

タレントとしての仕事をしながら、母親同士がつながるサロンを提案したり、防災士の資格をとったり……一人の母として、女性として、妻として、仕事人として、感じたことを福田さん自身の言葉で綴ってきたこの連載が書籍化され『「中田敦彦の妻」になってわかった、自分らしい生き方』として刊行。「妻に合わせる気が全くない“ジェット機型走者”」の夫・中田敦彦さんとの激動の人生、ジェットコースターのような毎日がまとめられていて、大きな話題を呼んだ。

今回は、この夏、一時帰国して感じた日本の学校の「掃除」習慣の素晴らしさについて。

この夏も子供たちの夏休みを利用して日本に一時帰国した。

年々東京の暑さが増している気がするのは私だけだろうか? 朝5時頃にはすっかり日が明けて、8時頃に外に出ると「あっためておきましたよ!」と言わんばかりに、すでにアスファルトから熱気が伝わってくる。もうあっためなくていいよ……。

常夏のシンガポールから夏の日本へ移動すると、よく言われる。「シンガポールの方が暑いでしょう?」と。けれども、これははっきりと言えると思った。「日本の夏の方が暑いです」

ただ、常夏のシンガポールとの違いといえば、街の作りだろうか? シンガポールは昔から年中夏と決まっているからか、いろんな建物は屋根つきになっていて、ほとんど日差しに当たらずに移動できる。また、雨も多く降るので、車寄せが屋根の下にある作りになっていて、傘を刺さずにドア to ドアでの移動もしやすい。私はすっかり傘を持ち歩かない甘えた生活になってしまった。

日本の建物には日差しよけや雨よけがついているわけではないのが、大きな違いだ。ただ、私が今回一時帰国で感動したのが、街ゆく人がみんな手にはハンドファン、首には冷却剤のようなものをつけて、酷暑対策がしっかりできていることだ。

私は最近家事のライフハックのようなひと工夫を凝らす日本人のショート動画を見ることにハマっているのだけれど、生活のいろんな変化に柔軟に対応して一人一人が創意工夫する力が、日本人はすごくあるのでは?と考えてしまう。だから近年の酷暑にもそれぞれが最適解を導き出しているのかもしれない、と。

その国民性は一体どこから来るんだろう?