「食中毒が怖い」とお弁当に冷凍食品ばかり入れる妻。正直「コストがかかりすぎでは…」と思うのですが、手作りと冷凍食品のおかずで、どれだけ“差”がありますか?

AI要約

お弁当のおかずとして、冷凍食品の利用が多い理由やメリット、手作りとのコスト比較について解説。

冷凍食品は時短になるだけでなく、食中毒リスクを抑える効果もある。

手作りと冷凍食品のコスト比較を行い、冷凍食品の利便性や価格について考察。

「食中毒が怖い」とお弁当に冷凍食品ばかり入れる妻。正直「コストがかかりすぎでは…」と思うのですが、手作りと冷凍食品のおかずで、どれだけ“差”がありますか?

お弁当のおかずとして、冷凍食品を使っている家庭は多いのではないでしょうか。冷凍食品は種類が豊富で、手軽に使えて便利ですよね。特に暑い季節は、冷凍食品を使うことで食中毒のリスクを抑えることもできます。

しかし、お弁当のおかずが冷凍食品ばかりだと、コストが気になるかもしれません。本記事ではお弁当用の冷凍食品のコストや、お弁当づくりで食中毒を予防するポイントについて解説します。

ここでは代表的なお弁当のおかずであるから揚げについて、冷凍食品と手作りのコストを比較してみましょう。

冷凍食品の一例としてニチレイフーズの「からあげチキン」を見ると、楽天西友ネットスーパーでは1袋(約20g×6個入り)税込214円で販売されています。から揚げ1個あたりのコストは約36円です。

一方、手作りのから揚げのコストを考えてみましょう。総務省統計局の2024年7月の小売物価統計調査によると、鶏肉100gの価格は143円です。1個20gのから揚げを作ったとすると、1個あたり約28円になります。さらに調味料や油などのコストがかかりますが、ごく微量のためここでは考慮しません。

冷凍食品と手作りを比較すると、手作りのほうがコストを抑えられることが分かります。しかし、から揚げ1個あたりのコストを比べると、価格差は8円程度とそこまで大きくありません。

冷凍食品は、メーカーや販売店舗、おかずの種類によって値段が異なるため一概には比較できないということに注意しましょう。

冷凍食品を利用する大きなメリットは、時短になるところです。忙しい朝や疲れているときでも、すぐにお弁当のおかずを準備することが可能です。保存期間が長く、食材のロスを減らせるというメリットもあります。

また、冷凍食品は厳しい衛生管理のもと、食材が急速に冷凍されて作られます。そのため、雑菌が繁殖しにくい傾向です。なかには自然解凍で食べられる商品もあり、お弁当に入れることで保冷剤の代わりになるなど利便性も高くなっています。暑い時期には冷凍食品を使用することで食中毒のリスクが抑えられるでしょう。